ポーカーには数種類のルールがあるのを知ってましたか⁉ぼくが知っていた5枚配って1枚ずつ交換して役を作るという種類のルールって、カジノでは使われないルールだったんです。
ドローポーカーの一種だったんです。
ポーカーがまったくの初心者なボクことミーアキャットがルールを覚えたいと思います。覚えるのは、テキサスホールデムというルールになります。
現在のカジノで主流となっている一般的なルールです。一般的とはいえ、ボクは知りませんでしたが…
テキサスホールデムのルール
まず、プレイヤーには2枚ずつカードが配られます。この2枚はホールカードと呼ばれ、配られた段階ではカードは見ることができません。
次には、テーブルの中央に3枚のカードが公開されます。この公開されたカードはコミュニティカードと呼ばれています。
コミュニティカードは、ターンが進むと4枚目、5枚目のカードが公開されます。
配られたホールカードは、コミュニティカードが公開された段階で見ることができるようになります。
ホールカードとコミュニティカードで役をそろえて勝負するというのがテキサスホールデムの簡単なルールになります。
役がそろわないとなれば、勝負を降りることもできます。そして、全員に手持ちカードを知られません。ほかのプレイヤーにどんな役がそろっているかももちろんわかりません。
手の内をさらさすことがないってことです。勝負しないという選択肢も重要ってことになります。
なので、運だけでなく、戦略を使った心理戦がテキサスホールデムの魅力とおもしろさになります。
テキサスホールデムの進め方
①ディーラーを決める
ディーラーといってもカードを配るディーラーではなく、プレイヤーの中から選びます。プレー順番の基準となるものです。
ディーラーが一番最初にプレーすることになります。
ディーラーには、ディーラーボタンをおいておきます。ディーラーがだれかをわからなくならないためでもありますね。
➁ブラインド;ベット(強制)を行う
ベットを行う順番は、まずディーラー左側からとなります。このプレイヤーはスモールグランドと呼び、SBと略されます。
SBからベットするのですが、あらかじめ決められているベット額とする場合もあります。自由にベットすることもあります。
続いて、SB左側のプレイヤーがベットします。このプレイヤーをビッグブラインドと呼び、BBと略します。
なお、BBは、SBの倍額をベットしなくてはいけないルールです。
ディーラーを基準に決めるSBとBBは時計回りに進行していきます。
➂カードを配る
ベットが終わったらカードを配ります。カードを配る順番も時計回りになります。
1枚ずつを2周して、プレイヤー全員が2枚になるように配ります。
ちなみに、この2枚のカードはホールカードと呼ばれます。
➃ベットを再度行う
2枚のカードを見たら、配られたカードのみで「さらにベットするか」それとも「勝負をやめるか」のどちらかを選択します。
ちなみに、このベットするラウンドをプリフロップ・ラウンドっていうんです。
配られた2枚だけでベットするかを選択します。心理戦がはじまります。
ここからが勝負のはじまりって感じになります。
配られた後の行動にはそれぞれ呼び名があります。どういう風にベットするかによって呼び名がかわります。それぞれ以下のとおりですので、覚えておきましょう。
コール:前の人が出した額と同じ額をベットすること
レイズ:前の人が出した額の倍以降の額をベットすること
フォールド:勝負を降りること。ベットしたチップ没収。負けて多くのチップを払うリスクを避ける
チェック:前の人がベットやレイズをしていない場合、新たにベットせずにゲームに参加すること
オールイン:手持ちの額すべてをベットすること
➄すべてのプレイヤーのベット数が同額になる
すべてのプレイヤーがベット額を決めていきますが、ベット数が同額になるまで進めていきます。
ベットが同額になったら次に進みます。もしくはレイズの上限が決まっている場合もあります。
ちなみにベットされたチップは、テーブル中央の一か所に集められます。
➅フロップ・ラウンド:カードが3枚おかれる
一度ベット額が決まったら、カードをディーラーが3枚テーブル中央に置きます。
このカードをコミュニティーカードと呼ばれ、この3枚と手元にあるホールカード2枚で役を作ります。このことをハンドって呼ばれます。
この時点で、5枚あるカードで勝負を降りるか、ベットするかを判断します。
今回のベットでは、強制ベットがないので、SBからベットの判断を行います。このラウンドでも、コール、レイズ、フォールドのいずれかを選択し、レイズするプレイヤーがいなくなるまで続けます。
ここでもベットが終了したら、チップは中央に集められます。
⑦ターン・ラウンド:カードが1枚追加
ここでコミュニティーカードが1枚追加されます。追加されたら、➅のフロップ・ラウンドと同じ内容を再度行います。
⑧リバー・ラウンド:カードをさらに1枚追加
このラウンドも1枚のコミュニティーカードが追加されます。追加されたら➅⑦と同じことを繰り返します。
全部で5枚のコミュニティーカードがテーブル上に並びます。
⑨ショーダウン
この時点まで残っているプレイヤーのカードを公開し、どのプレイヤーが勝つか勝負します。最終的に、何人残らなくてはいけないってことはなく、コミュニティーカードは5枚並ぶ前に勝負がつくこともざらにあります。
最終的には、プレイヤーそれぞれがもっている2枚のホールカードと、テーブルに並んでいる5枚の計7枚から一番強いカードをもっているプレイヤーが勝ちとなります。
最後は役の強さを比べるってことです。ですが、カードが強いから勝つというわけではなく、まったくカードがよくなくても強気な態度によって手持ちカードが強いと見せることができます。
つまり、心理戦による駆け引きや相手の心理を読むことによって勝負に勝てるってことです。
けっして運だけの勝負ではないってことですね。
⑩次のラウンドへ
勝負がついたら次のゲームへ移ります。まず、ディーラーボタンが左側に移ります。それにともなってSBとBBも移って強制ベットを行います。
主なテキサスホールデムの用語とその意味
続いて、テキサスホールデムで使われる用語とその意味を紹介します。これらは覚えないとゲームの進行が遅くなりますし、楽しむこともできないかもなので、きっちり覚えておくことをオススメします。
ベット
チップを賭けること。賭け金額を提示すること。一番最初に賭けること。
コール
ベットの権利が回ってきたときのベット額と同額でゲームに残ること。
レイズ
ベットの権利が回ってきたとき、ベット額より大きいベット額を提示すること。
フォールド
ゲームから降りること。勝負をあきらめること。
ディーラーボタン
ディーラーをわからなくするためのボタンです。プレイヤーが持ち回りで持ちます。また、カード配りの基準となり、ディーラーボタンの左側のプレイヤーからカードを配ります。
ショウダウン
ゲームの最後に残っているプレイヤーのカードを公開して、ゲームの勝敗を決定すること。
スモールブラインド
強制的にベットをすること。ディーラーボタンの左隣で強制ベットする人をスモールブラインドと呼ぶ。略称SB。
ビッグブラインド
強制的にベットをすること。スモールブラインドの左隣で強制ベットする人をビッグブラインドと呼ぶ。略称BB。
ラウンド
プレイヤーがベットし、賭けを行うことができる場面のことをいう。ホールカード2枚を配られる場面をプリフロップ・ラウンド、ディーラーが3枚カードを配る場面をフロップ・ラウンド、ディーラーが4枚目を配る場面をターン・ラウンド、ディーラーが最後の5枚目を配る場面をリバー・ラウンドと呼ばれる。
チェック
ベットしないでパスすること。ただし、フロップ・ラウンド以降で、前のプレイヤーがだれもベットしていないときにのみできる行動。
オールイン
自分のもっているチップをすべてベットすること。
とりあえずこれくらいを覚えればとくに問題なくゲームを楽しめるでしょう。
あとは、実践しながら覚えるって感じがいいと思います。みんなそんな感じでテキサスホールデムを覚えているようです。
ただ、いつもいつも実践できる環境でない場合は、アプリゲームで覚えるのもありだと思います。